知っておいて欲しい知識02 – 産後骨盤矯正

産後の体と産後骨盤矯正でのサポート

出産を終え、お腹は小さくなるものの、骨盤は広がりお産によってママの体はかなりのダメージを受けます。妊娠と出産により、お母さんの身体は様々な変化が起きており、出産したからといって、すぐに身体が妊娠前に戻るというわけではありません。

産後、約6∼8週間ほどの期間を「産褥期」(さんじょくき)と言い、母体は元の体に戻ろうとします。個人差はありますが、この産褥期にしっかり体を休めケアしてあげることが今後の子供との生活のためにも重要になってきます。

産褥期(さんじょくき)のママに必要なもの

とにかく安静睡眠です。”全治数ヶ月ほどのダメージがある”と言われる産後すぐのママに必要なものは休息です。ただでさえミルクやおしめで数時間ごとに起きなければいけないのですから周囲のサポートは必須です。

またこの時期は、出産によって大きくなった子宮が、元の大きさに戻ろうとするため、「子宮収縮」が起きたり、妊娠中に多く放出されていたホルモンが急激に減少してしまうため、次のような症状が現れます。

産後のよくある症状

  • ・出産時に会陰切開をして縫い合わせた傷や、帝王切開の場合のお腹の傷の痛み。
  • ・子宮内膜や胎盤が剥がれたり、子宮に残っていた血液や分泌物が混ざった産後のおりものである悪露(おろ)が出ます。
  • ・エストロゲンの急激な減少により、肌荒れや乾燥があったり、ホルモンバランスが大きく変化し乱れることによる抜け毛もあります。
  • ・ホルモンバランスの大きな変化についていけず、体は回復しないままの育児に不安感が募り、怒りっぽくなったりもします。
  • ・慣れていない毎日の育児に疲労感が溜まり、子どもを守ろうと緊張や責任感が強くなことで不眠や食欲不振になることも。
  • ・お産による骨盤の広がりで腰痛や、骨盤の筋肉や靭帯が緩むことによって尿もれや便秘、出産によって痔になることもあります。

一人一人に合った産後骨盤矯正

産後、最初の1〜2ヶ月の産褥期はしっかり体を休めることを第一に優先しましょう。その後2〜3ヶ月後から産後骨盤矯正を始めていくことをお勧めします。帝王切開の場合は、傷がしっかりと治ってからかかりつけの産婦人科医と相談の上、産後骨盤矯正を始めましょう。

産前だけではなく、産後のお悩み・トラブルの原因は、骨盤や背骨などの骨格、内臓の異常などいろいろなものが考えられます。産前・産後のママを専門に施術してきた当院にはたくさんの症例がありあなたを幸せにする自信があります。デリケートな時期ですので、ぜひ専門の整体院をお選びください。

産後のお悩みにも一人一人違った理由があるので当院では初診時のカウンセリングや原因の検査、毎回施術前のチェックを大切にしております。その為、あなたの日常の生活スタイルを細かくお伺いし、日常生活や体のくせに隠れている原因を見つけ出し、きちんと真実をお伝えします。

原因を調べずして症状の改善は不可能です。丁寧にカウンセリング・検査をした上で一人一人に合った施術で産後のママの笑顔を守ります。

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