自宅で簡単にできる
骨盤エクササイズ
簡単エクササイズ
産後骨盤矯正は産後2~6ヶ月の間がベストですが、この時期は、開いた骨盤をもとに戻し、蓄積した脂肪を減らすのに最適なので、自宅でもストレッチや軽い体操で、運動不足になり過ぎないよう、無理のない程度にからだを動かしましょう。軽いストレッチは、骨盤の周りの筋肉を引き締め、血流をよくするのに有効です。
用意するものはバスタオルのみです。
丸く棒状に丸めて使います。丸め方を変えたり、分厚さや大きさはご自身に合うもので調節してください。
※ストレッチポールやヨガマットをお持ちの方は、それらをお使いください。
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EXERCISEエクササイズ:1
股関節を伸ばし腰から背中へ
・まずは仰向けに寝転がった時に腰の位置になるところへ丸めたバスタオルを置く。
・仰向けに寝転がった状態で、手を挙げてバンザイをして、ぐっと体を伸ばす。
・足を揺らしたり、曲げたり、して張っているところを伸ばす。
・そして、タオルをとり、仰向けの状態で足を組む。組んだ方の足の付け根の外側から膝へと太ももを手のひらで撫でる(10回)。この時、反対の手はおへその隣にできる溝に当て、深く息を吐きながら胃経をなぞる。この動作を左右両方行う。
効果:家事や育児中に前に丸まりがちな腰と股関節を伸ばし、血流やリンパの流れを良くし、むくみの改善へと繋げることが可能。
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EXERCISEエクササイズ:2
背骨を真っ直ぐに、胸・肩を広げる
・まずは丸めたバスタオルを真っ直ぐ置き、その上に仰向けに寝転ぶ。
・両手を頭の後ろに持っていき、バンザイの姿勢となる。(両手を上げるのがしんどい場合は、片手ずつでも大丈夫です。)
・その姿勢を1分~2分ほど保つ。
・そして両膝を曲げ、足の裏と足の裏を合わせ、両膝をそれぞれ外側へ倒し、股関節を広げて気持ちよく伸ばす。
・最後に、タオルをとり、仰向けに寝転んだ状態で両膝を揃えて立て、左右にパタンパタンと倒す。
効果:前屈みになりがちな子育て中の姿勢を伸ばし、胸・肩を広げ呼吸を入れる。圧迫された股関節を広げ、リンパの流れをよくする。
産後の骨盤矯正は、骨盤の歪みを改善し産後の体調不良や肩こり、ダイエットにも効果が期待できる施術ですが、より効果を実感したい方や、骨盤矯正に行けないけれど自宅でもできることを知りたい方のために簡単エクササイズをお伝えします。
インナーマッスルは鍛えるだけでなく、緩めて休ませてあげることも必要です。ママの体を大切にする時間を少しでも作ってくださいね。